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TUTAYAS WAR [日記]
最近、DS『いただきストリート』を全面クリアしてしまったので、ヒマを持てあましていた。
3DSのGジェネレーションを買ったのだが、最初のステージが、ガンダムAGEとかいうのが出てきて、イマイチついていけないのでしばらく放置。
信長の野望・革新を、ランダム大名配置で六角家、能登半島からプレイ、という荒行をしかけていたが、北陸・畿内平定したあたりでめんどくさくなり、放置。
TRPGのツールを作りかけていたが、アイデアが煮詰まってこれまた放置。
気分転換に、ツタヤでDVDを借りることにした。5本で千円、というサービスを利用しているので、いつも5本単位である。
1本はエロDVD。これは外せん。
2本目は後輩におもねって借りためている『仮面ライダー電王④』を1本。
お笑いも欲しかったので悩んで悩んだあげく、前借りて面白かったサンドイッチマンのエンタDVDを1本。チュートリアルのDVDを1本。
ラスト1本で悩んだが、小説が面白かったので、映画『鴨川ホルモー』に決定、計5本である。
いつもは少し遅めの時間帯にツタヤに寄るのだが、この日は突発的にレンタルに行ったので、やや早めの時間帯。これが失敗だった。
この行きつけのツタヤには、やたらマニュアル通りにレンタル作業を進めるオバハンがおり、何がめんどくさいかというと、いちいちタイトルと、巻数を客に確認してくるのである。
「チュートリアリズムは2ですが、よろしいですか!」ハイハイ、よろしいですよ。
「サンドイッチマン、エンタのネタ、2でよろしいですか!」いいよ、いいから早くしまえよ。
「仮面ライダー電王、第4巻で間違いないですか!!」・・・・(イラッ)仮面ライダーって大きい声で言うな!こっちだって後輩との付き合いで借りてるだけなんじゃ!エロDVD読み上げられるより恥ずかしいやんけ!!
「・・・・・・で、以上5本千円です。」
と、もちろん、エロDVDはスルーするのだが、何かスルーされるのも気を使われているみたいでヤである。
どうせなら大きい声で「こちら『縛乳悶絶猫耳女メイドのミタ』でよろしいですか!!」と、聞いてこい、と言いたい。
この一連のやりとりで、イラッとして疲れてしまった私は、ブスッとした表情でツタヤを出るのであった。
「ホルモォオオオオオーーー!!」って叫んだろか。まったく。
3DSのGジェネレーションを買ったのだが、最初のステージが、ガンダムAGEとかいうのが出てきて、イマイチついていけないのでしばらく放置。
信長の野望・革新を、ランダム大名配置で六角家、能登半島からプレイ、という荒行をしかけていたが、北陸・畿内平定したあたりでめんどくさくなり、放置。
TRPGのツールを作りかけていたが、アイデアが煮詰まってこれまた放置。
気分転換に、ツタヤでDVDを借りることにした。5本で千円、というサービスを利用しているので、いつも5本単位である。
1本はエロDVD。これは外せん。
2本目は後輩におもねって借りためている『仮面ライダー電王④』を1本。
お笑いも欲しかったので悩んで悩んだあげく、前借りて面白かったサンドイッチマンのエンタDVDを1本。チュートリアルのDVDを1本。
ラスト1本で悩んだが、小説が面白かったので、映画『鴨川ホルモー』に決定、計5本である。
いつもは少し遅めの時間帯にツタヤに寄るのだが、この日は突発的にレンタルに行ったので、やや早めの時間帯。これが失敗だった。
この行きつけのツタヤには、やたらマニュアル通りにレンタル作業を進めるオバハンがおり、何がめんどくさいかというと、いちいちタイトルと、巻数を客に確認してくるのである。
「チュートリアリズムは2ですが、よろしいですか!」ハイハイ、よろしいですよ。
「サンドイッチマン、エンタのネタ、2でよろしいですか!」いいよ、いいから早くしまえよ。
「仮面ライダー電王、第4巻で間違いないですか!!」・・・・(イラッ)仮面ライダーって大きい声で言うな!こっちだって後輩との付き合いで借りてるだけなんじゃ!エロDVD読み上げられるより恥ずかしいやんけ!!
「・・・・・・で、以上5本千円です。」
と、もちろん、エロDVDはスルーするのだが、何かスルーされるのも気を使われているみたいでヤである。
どうせなら大きい声で「こちら『縛乳悶絶猫耳女メイドのミタ』でよろしいですか!!」と、聞いてこい、と言いたい。
この一連のやりとりで、イラッとして疲れてしまった私は、ブスッとした表情でツタヤを出るのであった。
「ホルモォオオオオオーーー!!」って叫んだろか。まったく。
どんどん更新 [その日暮らし]
年末の焼き肉やら、デモンズやら、どんどんブログアップしているのは、明日、FP試験があり、本当はこんなことをしている場合じゃないときに、よく起こる現象なのです。
あーあ、明日起きれっかなあ。昼飯食ったら逃げちゃおうかなあ。
あ、そうだ、忘年会のことでもアップしよっかなー。(FPの一夜漬けせないかんのに)
こんな感じで夜は更けていくのであります。
あーあ、明日起きれっかなあ。昼飯食ったら逃げちゃおうかなあ。
あ、そうだ、忘年会のことでもアップしよっかなー。(FPの一夜漬けせないかんのに)
こんな感じで夜は更けていくのであります。
デモンズソウルへの道 [ゲームの感想]
デモンズソウルとは、PS3のアクション系RPGである。
アクション系は苦手なので、このRPG自体視界にも入ってなかったのだが、『ダークソウル』という新作の紹介文に「マゾゲー」だの「中毒化する」とかいう煽り文句が目に飛び込み、そらおもしろそうや、買ってみよ、とソフマップに行ってみた。
行ったが売り切れで、仕方がないので前作である『デモンズソウル』の廉価版を買ったのだった。
職業を『貴族』でキャラ決定し、プレイしてみた。
マゾゲー、と書いてあるので、ある程度の覚悟をして臨んだにも関わらず、「こら、あかんわ」となった。
まず、すぐ死ぬ。キャラを動かして背後に回り込み、致命の一撃を与えるというような動きはできないし、複数の敵と戦わざるをえない状況になるし、何よりまず、生き残って神殿に帰ってこないと僅かな経験値、『ソウル』を蓄積していけないのである。
ならばと、装備を徐々に良くして生存確率をあげようとしたが、経験値である『ソウル』は貨幣の代わりでもある。
つまり、ソウルが貯まらないとレベルも上がらない、装備も良くならない。
しかし、ソウルは敵を倒し、あるいはアイテムを獲得して拠点である神殿に生きて戻ってこなくては貯まっていかないのだ。途中で死んでしまうと、自動的に半死状態で神殿に強制送還されるのだが、その時はソウル所持は0になっている。セーブも神殿で終了処理をしないとできないようだ。
じゃあ、どうすりゃいいんだよ!?
説明書も読まずにがむしゃらに死に続けていた結果、とりあえずマニュアルを、と思って読んだら、自分が直後に死んだポイントには『血痕』が残されており、次にそこを踏めば失われた「ソウル」が回収できるとのこと。
そして、「死」を恐れてはいけない、ともあった。
死ねば、確かにソウルは一時的に失うが、血痕を踏めば回収できるし、それよりもまず敵の配置、強さを何度か死んで覚え、プレイヤーの腕、レベルを上げるのが最善の道だ、とあった。
なるほど、確かにこのゲームの敵は、何度死んでやり直しても同じ位置、同じ敵が配置されている。前倒した敵は元通りに戻っているし、ランダムに動き回るヤツもおらず、常にだいたい同じ位置を動いている。
つまり、問題は自分がどのコースを使って移動し、どういう順番で敵を倒すのが効果的なのかを体感、記憶することにあるのだ。
何度も死んで覚える、というのは、その先にある未知のダンジョンの奥へ奥へと進むに従い、見たことがない敵と、敵の配置に対する経験をしておけば良い、ということなのだった。
ある程度獲得したソウルは、レベルアップによってキャラクターの能力として蓄積されるか、武器の向上、改造によって蓄積されていく。そうして蓄積したソウルは手持ちのソウルと違い、何度死んでも絶対に失われないのである。
その繰り返しを何度もしていくうちに、覚えているダンジョンのコースへの対応、敵の効率的な撃破のノウハウはプレイヤーの血肉としても蓄積していき、魔法の使い方、敵の背後へ回る方法などを覚えて前へ前へと進む原動力になってゆく。
各エリアには2~3の中ボス&ラスボスがおり、ある程度雑魚を処理できるようになれば、中ボス撃破のためのアイテム準備と能力アップを目標にダンジョンを戦い続けることになる。何度死んでも、血痕の残った場所へたどり着けば失われたソウルは回収できる。回収できないのは、そこへ至るまでのリアルな時間だけである・・・。
そして、気がつけば私はずーーっぽり『デモンズソウル』にハマっていたのであった。
武器の改造、アイテムの回収、ダンジョンのコンプリートとやることはたくさんある。もちろん、レベルアップだってしていかねばならぬ。モンスターの配置と数は固定だが、奴らが落とすアイテムは出るか出ないかわからないので、殺し尽くしたら神殿にいったん戻らなければならない。
なので、いったんクリアしたダンジョンも何度も足を運び、アイテム探しに血道を上げ、イベントをクリアしないと獲得できない強力な武器を得るために、複数のダンジョンをまたいでみたり・・・・。
なるほど、中毒性は非常に高い。中毒になるまでの敷居がやたら高いので、マゾ性もかなり必要である。
しかも、可愛い萌え系女の子なぞ、誰一人おらぬ。
このゲームに出てくるのは、死ぬほど陰鬱なおっさんか、自虐的にゆがんだ元善良な市民とか、狂った鍛冶屋だの、頭のおかしい狂信者やら、この歪んだ世界を正しくしたい聖職者だの、嫉妬に身を焦がす魔術師の弟子だの、腐ったモンスター、ゾンビ、もういいだろうと言いたくなるほど人間を殺してまわるドラゴンだのしか出てこない、真性のダーク・ファンタジーワールドなのである。
それでも良かったら、ぜひプレイしてみて下さい。病みつきになるのはまちがいございません。
ただし、当分の間、TVのゲームCM(特にファイナルファンタジーだの、テイルズオブシリーズは特に)が、あまりにも脳天気にしか思えなくなります。
長髪のチャライ、精神的に幼いヒーローヒロインが、世界がどうのとか俺は俺の選択がどうだとか言っているのを、「アホやな。口先だけやな。こいつ多分、デモンズならゾンビにガリガリ囓られて2日で白骨死体になるな」というような精神的に荒んだ発言が口から飛び出すようになります。
つるかめつるかめ。
アクション系は苦手なので、このRPG自体視界にも入ってなかったのだが、『ダークソウル』という新作の紹介文に「マゾゲー」だの「中毒化する」とかいう煽り文句が目に飛び込み、そらおもしろそうや、買ってみよ、とソフマップに行ってみた。
行ったが売り切れで、仕方がないので前作である『デモンズソウル』の廉価版を買ったのだった。
職業を『貴族』でキャラ決定し、プレイしてみた。
マゾゲー、と書いてあるので、ある程度の覚悟をして臨んだにも関わらず、「こら、あかんわ」となった。
まず、すぐ死ぬ。キャラを動かして背後に回り込み、致命の一撃を与えるというような動きはできないし、複数の敵と戦わざるをえない状況になるし、何よりまず、生き残って神殿に帰ってこないと僅かな経験値、『ソウル』を蓄積していけないのである。
ならばと、装備を徐々に良くして生存確率をあげようとしたが、経験値である『ソウル』は貨幣の代わりでもある。
つまり、ソウルが貯まらないとレベルも上がらない、装備も良くならない。
しかし、ソウルは敵を倒し、あるいはアイテムを獲得して拠点である神殿に生きて戻ってこなくては貯まっていかないのだ。途中で死んでしまうと、自動的に半死状態で神殿に強制送還されるのだが、その時はソウル所持は0になっている。セーブも神殿で終了処理をしないとできないようだ。
じゃあ、どうすりゃいいんだよ!?
説明書も読まずにがむしゃらに死に続けていた結果、とりあえずマニュアルを、と思って読んだら、自分が直後に死んだポイントには『血痕』が残されており、次にそこを踏めば失われた「ソウル」が回収できるとのこと。
そして、「死」を恐れてはいけない、ともあった。
死ねば、確かにソウルは一時的に失うが、血痕を踏めば回収できるし、それよりもまず敵の配置、強さを何度か死んで覚え、プレイヤーの腕、レベルを上げるのが最善の道だ、とあった。
なるほど、確かにこのゲームの敵は、何度死んでやり直しても同じ位置、同じ敵が配置されている。前倒した敵は元通りに戻っているし、ランダムに動き回るヤツもおらず、常にだいたい同じ位置を動いている。
つまり、問題は自分がどのコースを使って移動し、どういう順番で敵を倒すのが効果的なのかを体感、記憶することにあるのだ。
何度も死んで覚える、というのは、その先にある未知のダンジョンの奥へ奥へと進むに従い、見たことがない敵と、敵の配置に対する経験をしておけば良い、ということなのだった。
ある程度獲得したソウルは、レベルアップによってキャラクターの能力として蓄積されるか、武器の向上、改造によって蓄積されていく。そうして蓄積したソウルは手持ちのソウルと違い、何度死んでも絶対に失われないのである。
その繰り返しを何度もしていくうちに、覚えているダンジョンのコースへの対応、敵の効率的な撃破のノウハウはプレイヤーの血肉としても蓄積していき、魔法の使い方、敵の背後へ回る方法などを覚えて前へ前へと進む原動力になってゆく。
各エリアには2~3の中ボス&ラスボスがおり、ある程度雑魚を処理できるようになれば、中ボス撃破のためのアイテム準備と能力アップを目標にダンジョンを戦い続けることになる。何度死んでも、血痕の残った場所へたどり着けば失われたソウルは回収できる。回収できないのは、そこへ至るまでのリアルな時間だけである・・・。
そして、気がつけば私はずーーっぽり『デモンズソウル』にハマっていたのであった。
武器の改造、アイテムの回収、ダンジョンのコンプリートとやることはたくさんある。もちろん、レベルアップだってしていかねばならぬ。モンスターの配置と数は固定だが、奴らが落とすアイテムは出るか出ないかわからないので、殺し尽くしたら神殿にいったん戻らなければならない。
なので、いったんクリアしたダンジョンも何度も足を運び、アイテム探しに血道を上げ、イベントをクリアしないと獲得できない強力な武器を得るために、複数のダンジョンをまたいでみたり・・・・。
なるほど、中毒性は非常に高い。中毒になるまでの敷居がやたら高いので、マゾ性もかなり必要である。
しかも、可愛い萌え系女の子なぞ、誰一人おらぬ。
このゲームに出てくるのは、死ぬほど陰鬱なおっさんか、自虐的にゆがんだ元善良な市民とか、狂った鍛冶屋だの、頭のおかしい狂信者やら、この歪んだ世界を正しくしたい聖職者だの、嫉妬に身を焦がす魔術師の弟子だの、腐ったモンスター、ゾンビ、もういいだろうと言いたくなるほど人間を殺してまわるドラゴンだのしか出てこない、真性のダーク・ファンタジーワールドなのである。
それでも良かったら、ぜひプレイしてみて下さい。病みつきになるのはまちがいございません。
ただし、当分の間、TVのゲームCM(特にファイナルファンタジーだの、テイルズオブシリーズは特に)が、あまりにも脳天気にしか思えなくなります。
長髪のチャライ、精神的に幼いヒーローヒロインが、世界がどうのとか俺は俺の選択がどうだとか言っているのを、「アホやな。口先だけやな。こいつ多分、デモンズならゾンビにガリガリ囓られて2日で白骨死体になるな」というような精神的に荒んだ発言が口から飛び出すようになります。
つるかめつるかめ。
ナガオタクの伊賀越え戦記 [その日暮らし]
2011年、平成23年11月。ナガオタクはプライベートな事情『本能寺のヘン』に遭難、人間不信に陥っていた。
それでも毎日、日は昇り、暮れていく。
冬も深まり、日常は年末に向けて駆け足に過ぎ去っていた。
忙しく毎日を過ごしながら、心の中に溜まっていく澱のようなものは煮詰まり、腹の中でどろどろに渦巻いているのをかすかに意識し、「このままじゃ何となくマズいな・・・」と自分で思っていた12月のある日。
友人のM氏がメールで「来週、松阪に焼き肉食いに行くぞ。鈍行青春18切符でな。用意せよ」と言ってきた。
仕事場と家をひたすら往復し、腹に一物抱えながら一人でいたら、このままいずれ自己中毒に陥ってしまうかも知れない。そのことをうっすら認識していた私は、M氏の提案に飛びつくことにした。
12月某日の朝。JR松井山手駅に集合した我々は、青春18切符を握りしめ、電車に乗り込んだ。
ナガオタクの伊賀越え、スタートである。
「しっかし、寒いな、オイ」とM氏。
まさに、この冬1番の空っ風が吹きすさぶ、朝なのであった。
「寒い。そんな日に何故、焼き肉を食いに行くのにわざわざ伊勢の松阪くんだりまで行くねん?大住駅の駅近くに旨い焼き肉屋はあるやろう」
私が指摘している間に、我々が乗った電車はその大住駅を通過していく。
M氏は言った。「松阪は途中下車にすぎん。時間が許せば名古屋までいくしな。そこでは旨いきしめんを食うぞ。おっさん二人、うまいんもん旅行や!」
名古屋。私がめまいしそうになったのは、M氏の無謀な旅行計画は、何だかんだで実践されてしまうからなのだった。
ましてや彼の電子辞書には「無理」「無駄」「無茶」の単語はあらかじめ削除してあるので、この単語を使って反論しても、ただの時間の浪費である。
「・・・えー、(どう言ったら引き留められるのかな・・・)電車の乗り継ぎ、とかは計画にはいってんのかな?亀山駅まで行くのでさえ、1時間に一本とかやわな?」
「まかせなさい。すべてプランに織り込み済みや!」
と、胸をどん、と叩いて豪語するM氏。
1時間後。
我々は、極寒の中、JR加茂駅周辺を、当て所もなく彷徨いていた。
次の電車が1時間後であると判明したからだった。この時点で、すでに11時。
超寒風がごうごうと吹きすさぶ中、私とM氏はポケットに手を突っ込んで、ぶつぶつ言いながら歩き回っているのだった。
「いやあ(怒)、まだ加茂なのに我々なにしてんやろね。」
「時間調整、というか・・・こういうアクシデントも旅の醍醐味やねえ」
「アホか!さっき乗り換えプラン完璧やとか言うとったんは、妄言か!」
「うっさい、お前が朝の集合時間遅れてくるからや!もっと時間に余裕を持って行動せえ!」
「おのれが言うた集合時間にぴったり来たわ!」
「それを先回りして調査せんかい。常に疑え、疑ってかかかれ、最悪の事態を想定して行動するのだと、ナガオは今回、それを学んだのではなかったか」
「ごぼ(喀血)、加茂駅でそれをゆうなあああああ」
と、加茂駅前の市街地でおっさんが二人でワイワイ言うてると(ちなみに名古屋までの行程で考えると、スタート位置とそう変わらない位置である)、2両編成の電車がホームに入ってくるのが見えた。
「ほおあら、もう来た。寒いし、車両に乗り込もうや」
「ほやな。足のつま先の感覚無くなってきた。いこいこ」
言い争いをやめ、いそいそと車両に乗り込むと、出発時間はどうやら30分後のよう。
M氏は「ちっ、今日はボックス席ちゃうのか。落ち着いて飲めへんやんけ」とか言いながら、リュックからポン酒の瓶を取り出し、ついでにぐい飲みをも取り出した。
「ほれ、これ持て」
「・・・まあ、電車旅行の醍醐味は、飲みながら食べながらやけどなあ。ボックスちゃうし、横座りベンチシートで飲み食いは場違いちゃうけ」
「ええから、持て。(とくとく)ほれ、まずは駆けつけ一杯」
「ふえええん、恥ずかしいよう(ぐび)・・・・おっ」
「うまいやろ?」
「・・・うまい!」
ご返杯、とM氏にぐい飲みを渡してお注ぎし、カワハギやらチーズやらをつまみつつ、なかなかの異臭を放ちながら、車内で我々はご機嫌な宴会モードに突入した。
多分、一刻館の住人さながらの宴会ぶりであったと思う。
注いで注がれて、チーズやらスルメをむしゃぶりつき、北斗の拳のスロのあるある話しをしてギャハハ!と笑い、仕事場のあいつはアホだ、断頭台に立つべきだ、だの、私の『本能寺のヘン』の自虐ネタを披露して二人してキャッキャッキャ、とサルみたいに笑っていたので、乗客は自然と隣の車両に移動していたようだった。
亀山駅に到着すると、宴会も一区切りし、今度は紀勢本線に乗り換えるべく、我々はホームの階段を駆け上がった。
「ふうむ、この調子やと松阪に到着は2時頃になんのかなあ」と、ケータイの時刻表を見ながらM。
「そおなんか。2時過ぎなんて、焼き肉屋営業しとんのか?」
「だいじょーーぶ。まかせなさい!」
トサカ先輩みたいな確信に満ちた返答をするM。
私は多少酔っぱらってたので、Rくんみたいに「なら、大丈夫なのでせう」と、無批判にその言葉を受け入れたのであった。
亀山から、またのんびりとした景色が過ぎていく中、私がもってきた3DSを奪い取り、M氏はゲーム「いただきストリート」に熱中しはじめた。(モノポリーみたいなゲーム)
「・・・これ、以外と奥が深いな。なかなかこの面クリアでけんぞ」
「そやねん。私もこれから前へ進めへんのよ。COMプレイヤーがうまいこと自分の建物が建っているマスを避けていくねんや」
「・・・ホンマやな。これ、絶対インチキやで!ありえんわ!」
「そそそそ!絶対避けてるやんなあ!」
と、額を寄せ合って、3DSに二人してケチをつけるおっさん二人を見てか、対面に腰掛けた女子高生が、深刻な顔をして汗を拭いていた。
そして、電車は伊勢の地を進んでいく。
おっさん二人、すなわち私とM氏は、3DSにケチをつけながらワイワイ言っていた。
「お、アホや、こいつ俺の巨大施設が建ってるとこに止まりおった!!」
「やったやん!」
イエーイ、とハイタッチをするおっさん二人。
対面に座っていた女子高生は、暗い顔をして、次の駅で降りていった。
そんなことをしていると,松阪駅にやっとこ到着。時刻はすでに2時半となっていた。
「うう~~ん(のびをしている)、やっと着いたけど、伊勢も寒いな~」
「さっきも言ったけど、あいてんの?焼き肉の店。私やったら絶対閉めるで、2時過ぎたら。」
「どわーいじょおぶ!伊勢の人は働きもんやし。さあ、やっきにく、やっきにく」
M氏はものすごい早足で、焼き肉屋へ歩き始めた。
私は慌ててそれについていく。(・・・ホントはMのヤツ、不安に感じているのではないのか)と、心の中で思いながら。
焼き肉屋は開いていた。ふつーに開いていた。先客までいた。
「・・・やるか?二時半に。まあ、普通の家を改造したみたいな店やし、店内の電気器具はTVと薄暗い照明1個だけやから、あんまり開けようが閉めようが経費に関係ないからかな・・・」
「何をぶつぶつ言うてんねん。食うぞ!」
「お、おう!!食う~~」
極上の牛肉を焼きながら、ビールで乾杯。
私はM氏が1月に転勤で福島県に行くことについて話しながらビールと焼き肉に舌鼓を打った。
私もいろいろあったが、Mもこれから大変なのかもしれない。
1~2年は関西に帰ってこれないことでもあるし、我々はつもる話しをしながら、飲んで食べた。
適当なところで切り上げて、松阪駅へ。
シメに伊勢うどんを食べようということになった。数年前、私とMが松阪駅で電車の待合をしてたときに食べた伊勢うどんがとても旨かったのを思い出したのである。
「まあ、きしめんはなあ、このスケジュールでは名古屋行くのはちょい無理そうやからなあ」
「伊勢うどん、旨かったしなあ。あれをもういっぺん食えるとは!」
・・・・で、行ったら「売り切れ」って言われました。
なんで立ち食いうどん屋でうどんが売り切れやねん!!
ぶつぶつ言いながら、我々は帰りの電車に乗り、今度は北斗の拳の話しで盛り上がりながら帰途についたのであった。
「ラオウよ、家に帰るときがきたのだ」
「き、貴様~~~!!」
とか言いながら。
中学生か、わしらは。
そして大阪は京橋駅で解散。電車に乗って、うとうとしているときに、私の中にわだかまって渦巻いていたモヤモヤみたいなのが、きれいに無くなっていることに気がついた。
友達には感謝です。
それでも毎日、日は昇り、暮れていく。
冬も深まり、日常は年末に向けて駆け足に過ぎ去っていた。
忙しく毎日を過ごしながら、心の中に溜まっていく澱のようなものは煮詰まり、腹の中でどろどろに渦巻いているのをかすかに意識し、「このままじゃ何となくマズいな・・・」と自分で思っていた12月のある日。
友人のM氏がメールで「来週、松阪に焼き肉食いに行くぞ。鈍行青春18切符でな。用意せよ」と言ってきた。
仕事場と家をひたすら往復し、腹に一物抱えながら一人でいたら、このままいずれ自己中毒に陥ってしまうかも知れない。そのことをうっすら認識していた私は、M氏の提案に飛びつくことにした。
12月某日の朝。JR松井山手駅に集合した我々は、青春18切符を握りしめ、電車に乗り込んだ。
ナガオタクの伊賀越え、スタートである。
「しっかし、寒いな、オイ」とM氏。
まさに、この冬1番の空っ風が吹きすさぶ、朝なのであった。
「寒い。そんな日に何故、焼き肉を食いに行くのにわざわざ伊勢の松阪くんだりまで行くねん?大住駅の駅近くに旨い焼き肉屋はあるやろう」
私が指摘している間に、我々が乗った電車はその大住駅を通過していく。
M氏は言った。「松阪は途中下車にすぎん。時間が許せば名古屋までいくしな。そこでは旨いきしめんを食うぞ。おっさん二人、うまいんもん旅行や!」
名古屋。私がめまいしそうになったのは、M氏の無謀な旅行計画は、何だかんだで実践されてしまうからなのだった。
ましてや彼の電子辞書には「無理」「無駄」「無茶」の単語はあらかじめ削除してあるので、この単語を使って反論しても、ただの時間の浪費である。
「・・・えー、(どう言ったら引き留められるのかな・・・)電車の乗り継ぎ、とかは計画にはいってんのかな?亀山駅まで行くのでさえ、1時間に一本とかやわな?」
「まかせなさい。すべてプランに織り込み済みや!」
と、胸をどん、と叩いて豪語するM氏。
1時間後。
我々は、極寒の中、JR加茂駅周辺を、当て所もなく彷徨いていた。
次の電車が1時間後であると判明したからだった。この時点で、すでに11時。
超寒風がごうごうと吹きすさぶ中、私とM氏はポケットに手を突っ込んで、ぶつぶつ言いながら歩き回っているのだった。
「いやあ(怒)、まだ加茂なのに我々なにしてんやろね。」
「時間調整、というか・・・こういうアクシデントも旅の醍醐味やねえ」
「アホか!さっき乗り換えプラン完璧やとか言うとったんは、妄言か!」
「うっさい、お前が朝の集合時間遅れてくるからや!もっと時間に余裕を持って行動せえ!」
「おのれが言うた集合時間にぴったり来たわ!」
「それを先回りして調査せんかい。常に疑え、疑ってかかかれ、最悪の事態を想定して行動するのだと、ナガオは今回、それを学んだのではなかったか」
「ごぼ(喀血)、加茂駅でそれをゆうなあああああ」
と、加茂駅前の市街地でおっさんが二人でワイワイ言うてると(ちなみに名古屋までの行程で考えると、スタート位置とそう変わらない位置である)、2両編成の電車がホームに入ってくるのが見えた。
「ほおあら、もう来た。寒いし、車両に乗り込もうや」
「ほやな。足のつま先の感覚無くなってきた。いこいこ」
言い争いをやめ、いそいそと車両に乗り込むと、出発時間はどうやら30分後のよう。
M氏は「ちっ、今日はボックス席ちゃうのか。落ち着いて飲めへんやんけ」とか言いながら、リュックからポン酒の瓶を取り出し、ついでにぐい飲みをも取り出した。
「ほれ、これ持て」
「・・・まあ、電車旅行の醍醐味は、飲みながら食べながらやけどなあ。ボックスちゃうし、横座りベンチシートで飲み食いは場違いちゃうけ」
「ええから、持て。(とくとく)ほれ、まずは駆けつけ一杯」
「ふえええん、恥ずかしいよう(ぐび)・・・・おっ」
「うまいやろ?」
「・・・うまい!」
ご返杯、とM氏にぐい飲みを渡してお注ぎし、カワハギやらチーズやらをつまみつつ、なかなかの異臭を放ちながら、車内で我々はご機嫌な宴会モードに突入した。
多分、一刻館の住人さながらの宴会ぶりであったと思う。
注いで注がれて、チーズやらスルメをむしゃぶりつき、北斗の拳のスロのあるある話しをしてギャハハ!と笑い、仕事場のあいつはアホだ、断頭台に立つべきだ、だの、私の『本能寺のヘン』の自虐ネタを披露して二人してキャッキャッキャ、とサルみたいに笑っていたので、乗客は自然と隣の車両に移動していたようだった。
亀山駅に到着すると、宴会も一区切りし、今度は紀勢本線に乗り換えるべく、我々はホームの階段を駆け上がった。
「ふうむ、この調子やと松阪に到着は2時頃になんのかなあ」と、ケータイの時刻表を見ながらM。
「そおなんか。2時過ぎなんて、焼き肉屋営業しとんのか?」
「だいじょーーぶ。まかせなさい!」
トサカ先輩みたいな確信に満ちた返答をするM。
私は多少酔っぱらってたので、Rくんみたいに「なら、大丈夫なのでせう」と、無批判にその言葉を受け入れたのであった。
亀山から、またのんびりとした景色が過ぎていく中、私がもってきた3DSを奪い取り、M氏はゲーム「いただきストリート」に熱中しはじめた。(モノポリーみたいなゲーム)
「・・・これ、以外と奥が深いな。なかなかこの面クリアでけんぞ」
「そやねん。私もこれから前へ進めへんのよ。COMプレイヤーがうまいこと自分の建物が建っているマスを避けていくねんや」
「・・・ホンマやな。これ、絶対インチキやで!ありえんわ!」
「そそそそ!絶対避けてるやんなあ!」
と、額を寄せ合って、3DSに二人してケチをつけるおっさん二人を見てか、対面に腰掛けた女子高生が、深刻な顔をして汗を拭いていた。
そして、電車は伊勢の地を進んでいく。
おっさん二人、すなわち私とM氏は、3DSにケチをつけながらワイワイ言っていた。
「お、アホや、こいつ俺の巨大施設が建ってるとこに止まりおった!!」
「やったやん!」
イエーイ、とハイタッチをするおっさん二人。
対面に座っていた女子高生は、暗い顔をして、次の駅で降りていった。
そんなことをしていると,松阪駅にやっとこ到着。時刻はすでに2時半となっていた。
「うう~~ん(のびをしている)、やっと着いたけど、伊勢も寒いな~」
「さっきも言ったけど、あいてんの?焼き肉の店。私やったら絶対閉めるで、2時過ぎたら。」
「どわーいじょおぶ!伊勢の人は働きもんやし。さあ、やっきにく、やっきにく」
M氏はものすごい早足で、焼き肉屋へ歩き始めた。
私は慌ててそれについていく。(・・・ホントはMのヤツ、不安に感じているのではないのか)と、心の中で思いながら。
焼き肉屋は開いていた。ふつーに開いていた。先客までいた。
「・・・やるか?二時半に。まあ、普通の家を改造したみたいな店やし、店内の電気器具はTVと薄暗い照明1個だけやから、あんまり開けようが閉めようが経費に関係ないからかな・・・」
「何をぶつぶつ言うてんねん。食うぞ!」
「お、おう!!食う~~」
極上の牛肉を焼きながら、ビールで乾杯。
私はM氏が1月に転勤で福島県に行くことについて話しながらビールと焼き肉に舌鼓を打った。
私もいろいろあったが、Mもこれから大変なのかもしれない。
1~2年は関西に帰ってこれないことでもあるし、我々はつもる話しをしながら、飲んで食べた。
適当なところで切り上げて、松阪駅へ。
シメに伊勢うどんを食べようということになった。数年前、私とMが松阪駅で電車の待合をしてたときに食べた伊勢うどんがとても旨かったのを思い出したのである。
「まあ、きしめんはなあ、このスケジュールでは名古屋行くのはちょい無理そうやからなあ」
「伊勢うどん、旨かったしなあ。あれをもういっぺん食えるとは!」
・・・・で、行ったら「売り切れ」って言われました。
なんで立ち食いうどん屋でうどんが売り切れやねん!!
ぶつぶつ言いながら、我々は帰りの電車に乗り、今度は北斗の拳の話しで盛り上がりながら帰途についたのであった。
「ラオウよ、家に帰るときがきたのだ」
「き、貴様~~~!!」
とか言いながら。
中学生か、わしらは。
そして大阪は京橋駅で解散。電車に乗って、うとうとしているときに、私の中にわだかまって渦巻いていたモヤモヤみたいなのが、きれいに無くなっていることに気がついた。
友達には感謝です。
今日はお仕事お休みでして、北斗剛掌破 [日記]
たまっていた休暇を消化すべく、月曜日にも関わらず本日は仕事お休みだった。
先週中から微熱腹痛、節々が痛く、どうも風邪の前兆っぽかったので、土日は家で安静にしていることとなった。
それでも金曜夜からは新年会に無理矢理参加。
翌日土曜夕方は仙台に帰ってしまう生後6ヶ月のかわいいかわいい姪っ子に会いに行くため実家へ顔を出しに行き、と、あちこち動き回っていたので、なかなか体調は戻らず、日曜日は薬を飲んで一日中寝ていた。
そして月曜日。まだ腹の調子は万全ではないが、京橋へ出かけようと思い立った。
天を仰げば曇天。寒いし、体調も思わしくないし、家を出て10m歩いたらもうおうちに帰りたくなったが、せっかく連休をもらってたのに家に引きこもって信長の野望とDSの『いただきストリート』三昧で終わりたくなかったので、自分を奮い立たせて電車に乗った。
京橋へでて北斗の拳のスロでも回すかな、と、考えてたが、手元に5千円しかない。ATMどこやろ、あの店は知り合いがいる、見つかったらめんどくさい、よう考えたらこっちもおる、とか考えながらうろうろしてたら、OBPまで来てしまい、そこで牛丼をかっこみ、ATMでようやく軍資金をおろしてパチ屋へ。
しかし、いつもいっている店が節電のため営業しておらず、仕方なしに電車で梅田へ出た。
久しぶりのJR大阪駅は改装のため、どこでどう降りたらいいのか、未だによくわからん。
無意味にエスカレーターを上り下りして改札を出てお目当てのパチ屋へ向かった。
平日のお昼にもかかわらず、その店は盛況だった。どうやら本日はエヴァンゲリオンパチンコの新台導入の日らしい。北斗のスロは何席か空いていたので、適当に見繕った台に着席。いよいよ勝負開始である。
パチスロ北斗の拳は、12月に登場した比較的新しい台で、伝説的な名作である旧北斗の演出を継承したすぐれものである。
新台ほやほやの頃は座れなかったのだが、年末頃に私の行きつけのお店に大量導入され、その流れで試しに打ってみたところ面白く、たまたま勝っちゃったこともあり、それから後もちょくちょく回しているのだ。
北斗スロは、連チャンするかどうか、ラオウと戦って判定するのだが、ナガオケンシロウはここんところあまりのひき弱のため、ラオウ最大の攻撃、『北斗剛掌破』をまともに食らって吹っ飛び、あるいはキックされてぶっ飛び、なんだったらパンチ一発で吹っ飛ぶという体たらくなのだ。ちなみに、お助けキャラ、リンやらユリアは新春バーゲンにでも行っているのか、ケンシロウに愛想が尽きたのか、まったく姿を現さない。
これじゃあ、ただのその辺の雑魚キャラと一緒やないか。どこが世紀末救世主やねん?と、幾分かの怒りと共に毎回思っているのだが(そして、お金も減っちゃうのだが)、今日のケンシロウはひと味違った。
ラオウが攻撃してもよける!剛掌破を次兄トキが躱す!ケンシロウが倒れても、バーゲンで買い物しすぎたリンが戻ってきてくれて『ケーーーン!!』と、キタキツネみたいに叫んでケンシロウ復活する!
なんだかんだで、正月に負けが込んでた分、全て取り返してあまりある勝ちとなったのだった。
でも、左となりのおっちゃん、右隣の兄ちゃんはひたすらお金を投入していた・・・・。
結局、客同士でお金をぐるぐる回して、店はちゃっかり胴元分入っているんだろうなあ。
そうした哀しみを感じながら、ナガオケンシロウは今日も荒野を歩き、自分の家へと帰るのであった。
先週中から微熱腹痛、節々が痛く、どうも風邪の前兆っぽかったので、土日は家で安静にしていることとなった。
それでも金曜夜からは新年会に無理矢理参加。
翌日土曜夕方は仙台に帰ってしまう生後6ヶ月のかわいいかわいい姪っ子に会いに行くため実家へ顔を出しに行き、と、あちこち動き回っていたので、なかなか体調は戻らず、日曜日は薬を飲んで一日中寝ていた。
そして月曜日。まだ腹の調子は万全ではないが、京橋へ出かけようと思い立った。
天を仰げば曇天。寒いし、体調も思わしくないし、家を出て10m歩いたらもうおうちに帰りたくなったが、せっかく連休をもらってたのに家に引きこもって信長の野望とDSの『いただきストリート』三昧で終わりたくなかったので、自分を奮い立たせて電車に乗った。
京橋へでて北斗の拳のスロでも回すかな、と、考えてたが、手元に5千円しかない。ATMどこやろ、あの店は知り合いがいる、見つかったらめんどくさい、よう考えたらこっちもおる、とか考えながらうろうろしてたら、OBPまで来てしまい、そこで牛丼をかっこみ、ATMでようやく軍資金をおろしてパチ屋へ。
しかし、いつもいっている店が節電のため営業しておらず、仕方なしに電車で梅田へ出た。
久しぶりのJR大阪駅は改装のため、どこでどう降りたらいいのか、未だによくわからん。
無意味にエスカレーターを上り下りして改札を出てお目当てのパチ屋へ向かった。
平日のお昼にもかかわらず、その店は盛況だった。どうやら本日はエヴァンゲリオンパチンコの新台導入の日らしい。北斗のスロは何席か空いていたので、適当に見繕った台に着席。いよいよ勝負開始である。
パチスロ北斗の拳は、12月に登場した比較的新しい台で、伝説的な名作である旧北斗の演出を継承したすぐれものである。
新台ほやほやの頃は座れなかったのだが、年末頃に私の行きつけのお店に大量導入され、その流れで試しに打ってみたところ面白く、たまたま勝っちゃったこともあり、それから後もちょくちょく回しているのだ。
北斗スロは、連チャンするかどうか、ラオウと戦って判定するのだが、ナガオケンシロウはここんところあまりのひき弱のため、ラオウ最大の攻撃、『北斗剛掌破』をまともに食らって吹っ飛び、あるいはキックされてぶっ飛び、なんだったらパンチ一発で吹っ飛ぶという体たらくなのだ。ちなみに、お助けキャラ、リンやらユリアは新春バーゲンにでも行っているのか、ケンシロウに愛想が尽きたのか、まったく姿を現さない。
これじゃあ、ただのその辺の雑魚キャラと一緒やないか。どこが世紀末救世主やねん?と、幾分かの怒りと共に毎回思っているのだが(そして、お金も減っちゃうのだが)、今日のケンシロウはひと味違った。
ラオウが攻撃してもよける!剛掌破を次兄トキが躱す!ケンシロウが倒れても、バーゲンで買い物しすぎたリンが戻ってきてくれて『ケーーーン!!』と、キタキツネみたいに叫んでケンシロウ復活する!
なんだかんだで、正月に負けが込んでた分、全て取り返してあまりある勝ちとなったのだった。
でも、左となりのおっちゃん、右隣の兄ちゃんはひたすらお金を投入していた・・・・。
結局、客同士でお金をぐるぐる回して、店はちゃっかり胴元分入っているんだろうなあ。
そうした哀しみを感じながら、ナガオケンシロウは今日も荒野を歩き、自分の家へと帰るのであった。
そういや、脱輪人生とか書いてましたな。 [日記]
改めてブログを見てみると、自動車教習所に通っている状況を自分で書いていた。
幸い、自動車免許は取れたのだが、リアル人生そのものが脱輪しかけたので、今考えると呑気な記事である。
とはいっても、東日本大震災に被災した方々に比べたら、些細な出来事でもあるし、あまり大げさに語るのもどうかなー、と思うのだが。
詳細や自身の感情をここに詳らかにしても仕方がないので、一言でまとめると、
『ヤツの家にスペースコロニーを落っことしてやりたい!』
・・・と、なるのかな。
ヤツとは誰かは推測にお任せするが。
幸い、自動車免許は取れたのだが、リアル人生そのものが脱輪しかけたので、今考えると呑気な記事である。
とはいっても、東日本大震災に被災した方々に比べたら、些細な出来事でもあるし、あまり大げさに語るのもどうかなー、と思うのだが。
詳細や自身の感情をここに詳らかにしても仕方がないので、一言でまとめると、
『ヤツの家にスペースコロニーを落っことしてやりたい!』
・・・と、なるのかな。
ヤツとは誰かは推測にお任せするが。
立ち上がれ、闘争日誌 [おしらせ]
久しぶりにブログをアップすることにした。
昨年のちょうど今頃以来、周りや自身に色々なことがあり、ネット環境も二転三転して落ち着かなかったせいもあり、なかなかこのブログ自体を見る機会がなかったのだが、今、やっとこうして書くことができるようになった。
書くことによって、取り戻せるものもあるはずだ。気負わず、当たり前のことを書いていこうと思っているだけだが、少しずつでもちゃんと続けていこう。
立ち上がるぜ、闘争日誌ブログ版!!・・・・・って、世間ではブログより、ツイッターなん?
ま、まあ、ええけど。
とにかく、今年もよろしくお願いします。
これまで、何があったかは、こそこそ書いていきます。
昨年のちょうど今頃以来、周りや自身に色々なことがあり、ネット環境も二転三転して落ち着かなかったせいもあり、なかなかこのブログ自体を見る機会がなかったのだが、今、やっとこうして書くことができるようになった。
書くことによって、取り戻せるものもあるはずだ。気負わず、当たり前のことを書いていこうと思っているだけだが、少しずつでもちゃんと続けていこう。
立ち上がるぜ、闘争日誌ブログ版!!・・・・・って、世間ではブログより、ツイッターなん?
ま、まあ、ええけど。
とにかく、今年もよろしくお願いします。
これまで、何があったかは、こそこそ書いていきます。
ナガオタクの脱輪人生~奮闘編~その3 [日記]
仮免。仮免許とは、車両運転の訓練を一般道で行うために必要な免許である。
仮免前の技量確認のコマで、プレステではじめてリッジレーサーをプレイした初心者みたいにふらふら運転してみた私は、冷酷な現実の前に声もなく立ちすくんでいた。
すなわち、「このままでは仮免なんてとれない」という、厳然たる事実の前に、へこんでいたのだった。
では、どうするのか?どうしようもない。試験のときのデキに、一発逆転を図るしかないのだ。リッジレーサーみたいに、プレステで死ぬほど練習するわけにはいかないのだ。
「ん・・・いや、まてよ。プレステ・・・・そうか、その手があった!!」
私は部屋の中で、自分の頭の上に電球をピカリと輝かせた。
横で洗濯モノをたたんでいた奥さんが、うろんげな目で私をみた。
「どうしたの?」
「いや、ほら、仮免試験、危ないっていっとったやろ。練習をどうしたろかと思ってたが、名案を思いついたんや」
「へー、どんなん?」
「これだ!!」
私は段ボール箱の中から、PS2のソフトをひとつ、取り出して見せた。そのタイトルは「グランツーリスモ」!
「これは、とってもリアルなレースゲームでな。人によってはリアルに過ぎて、酔ってしまうというとんでもないデキのゲームなんや。これを使えば、運転シミュレーターとして試験の足しになるやろし、ゲーム感覚で楽しいし、ええことづくめ。」
「そんな都合のいいもんちがうけどね。まあ、少しは役には立つかもね。さっそくやってみてよ」
「よっし、ではPS2を接続するとこからはじめねば・・・(ごそごそ)」
「あいかわらず、段取り悪いなあ」
「うるしゃい、洗濯モノでもたたんでろ」
言われなくても、と奥さんが洗濯モノをサクサクたたんでいる側で、私は引っ越ししたときの段ボール箱からコードやらコントローラーやらを引っ張り出して、何とかPS2のセッティングを終えた。
「できたで!では、いよいよスタートや!」
「やっとできたん?」
「みよ、日本・ゲーム業界のレースゲーム珠玉の一品を!(パコッ)・・・・・・あれ・・・・ケースの中は空っぽ・・・・」
「何が空っぽなん?」
「いや、あの・・・・(エヘン)、こっちのソフトではなかった。こっちでした」
私がその場をごまかそうと、適当に取り出したゲームは、『クレイジータクシー』であった。
画面は抜けるような青い空のアメリカ西海岸の町。
運転手を選択したイエローキャブは、いきなり歩行者道路に乗り上げ、「キャモン!」と、乗客を乗せ、ロケットスタート。反対車線に突入し、右へ左へ対向車をかわして道ばたのゴミ箱を何個もはね飛ばし、放水栓に激突して無理矢理停車、客を降ろして次の客を乗せ、坂をジャンプして下っていく・・・・。
「・・・・どうかな?これ、練習に・・・」
「なるわけないでしょ。勝手に遊んでれば?多分、仮免は落ちるけど。まちがいなく。」
ああ、やっぱり。でも、こんなドライバーでも二種免許がとれるのだから、私もいけるかも・・・と、むりやり自分を納得させ、プレステのコントローラーを、そっと床に置く、ナガオタクだった。
仮免前の技量確認のコマで、プレステではじめてリッジレーサーをプレイした初心者みたいにふらふら運転してみた私は、冷酷な現実の前に声もなく立ちすくんでいた。
すなわち、「このままでは仮免なんてとれない」という、厳然たる事実の前に、へこんでいたのだった。
では、どうするのか?どうしようもない。試験のときのデキに、一発逆転を図るしかないのだ。リッジレーサーみたいに、プレステで死ぬほど練習するわけにはいかないのだ。
「ん・・・いや、まてよ。プレステ・・・・そうか、その手があった!!」
私は部屋の中で、自分の頭の上に電球をピカリと輝かせた。
横で洗濯モノをたたんでいた奥さんが、うろんげな目で私をみた。
「どうしたの?」
「いや、ほら、仮免試験、危ないっていっとったやろ。練習をどうしたろかと思ってたが、名案を思いついたんや」
「へー、どんなん?」
「これだ!!」
私は段ボール箱の中から、PS2のソフトをひとつ、取り出して見せた。そのタイトルは「グランツーリスモ」!
「これは、とってもリアルなレースゲームでな。人によってはリアルに過ぎて、酔ってしまうというとんでもないデキのゲームなんや。これを使えば、運転シミュレーターとして試験の足しになるやろし、ゲーム感覚で楽しいし、ええことづくめ。」
「そんな都合のいいもんちがうけどね。まあ、少しは役には立つかもね。さっそくやってみてよ」
「よっし、ではPS2を接続するとこからはじめねば・・・(ごそごそ)」
「あいかわらず、段取り悪いなあ」
「うるしゃい、洗濯モノでもたたんでろ」
言われなくても、と奥さんが洗濯モノをサクサクたたんでいる側で、私は引っ越ししたときの段ボール箱からコードやらコントローラーやらを引っ張り出して、何とかPS2のセッティングを終えた。
「できたで!では、いよいよスタートや!」
「やっとできたん?」
「みよ、日本・ゲーム業界のレースゲーム珠玉の一品を!(パコッ)・・・・・・あれ・・・・ケースの中は空っぽ・・・・」
「何が空っぽなん?」
「いや、あの・・・・(エヘン)、こっちのソフトではなかった。こっちでした」
私がその場をごまかそうと、適当に取り出したゲームは、『クレイジータクシー』であった。
画面は抜けるような青い空のアメリカ西海岸の町。
運転手を選択したイエローキャブは、いきなり歩行者道路に乗り上げ、「キャモン!」と、乗客を乗せ、ロケットスタート。反対車線に突入し、右へ左へ対向車をかわして道ばたのゴミ箱を何個もはね飛ばし、放水栓に激突して無理矢理停車、客を降ろして次の客を乗せ、坂をジャンプして下っていく・・・・。
「・・・・どうかな?これ、練習に・・・」
「なるわけないでしょ。勝手に遊んでれば?多分、仮免は落ちるけど。まちがいなく。」
ああ、やっぱり。でも、こんなドライバーでも二種免許がとれるのだから、私もいけるかも・・・と、むりやり自分を納得させ、プレステのコントローラーを、そっと床に置く、ナガオタクだった。
ナガオタクの脱輪人生~激闘篇その2~ [日記]
座学を1コマ挟んで2、3コマの教習所内実車運転をこなす。
そんな土日を忙しくこなし、運転することになれてくると、運転=緊張だったのだが、ハンドルを握る手も軽やかになってきた。
ここで、教習所内の実車訓練を紹介してみよう。
教習所内コースを、課題を与えられて走行するのだが、まずはひたすらカーブを曲がること、右折、左折の際にバックミラー、目視による確認とウインカーをだすこと、信号を守って停止することを繰り返す。
その後、坂道発進、S字コースZ字コースの運転、視界の悪い交差点での右左折を学んだあと、複数コースの道順で運転。
これらはすべて助手席に教官が乗り、その都度手直し、助言をしてくれる。
その後、無線教習という、教官を乗せない単独走行を何度か繰り返した後、『仮免許取得』という、教習の前半における山場へ向け、教官に指導を受けていくことになる。
私は、教習所に申し込みをする際、あらかじめすべて実車の予約を入れておくというコースにしたので、どれだけカミソリみたいに鋭利にカーブを曲がろうとも、しばらくコースで右側通行しようとも、教官は「・・・・」と、無言でハンコを押し、淡々と項目は進んでゆく。
しかし、どれだけ淡々と項目が進もうとも、仮免に受かる受からないはまた別問題である。
教官は、実車の都度、誰にあたるかわからないので、無茶な運転をしたとき、「・・・・次はちゃんと運転しいや」で終わる教官もいれば、熱心にどうすればよいのか教えてくれる人もいる。
その日は、熱心に教えてくれる教官だった。
「ナガオさん、原付の免許はもってはったの?」
「ええ、まあ。取得して以来、全く乗ったことないですが、なにか?」
「あ、そ。・・・自転車には乗ったことあります?」
「それはまあ。今日も教習所に自転車で来ましたし。」
「じゃあですね、ナガオさんはカーブを曲がるとき、どこをみてます?」
「どこって、・・・まあ、地面のセンターライン周辺ですかね。ちゃんと曲がれているかどうかみてますね」
「そうじゃないんですね。曲がるときはね、曲がる先の方向を見ながらハンドル操作して欲しいんです。ほら、自転車でもそうするでしょ?ね!!」
「そう・・・ですね。(そんなこと無いと思うが)」
「S字カーブもね、次のハンドル操作をイメージして、運転してください。自転車でも、自分がどう動くか、いちいちタイヤをみたりしないでしょ?自分がどう動いているか、道を見ずに全体の視覚から判断しているはずです。そんなところも、自転車と一緒じゃないですか?ね!!」
「そ、そうですか・・・ね。(自転車で例えるのは無理ねえか?)」
いまいち納得できないところも、論理に強引さもあるのだが、言っていることはわかるので、とりあえず頷いて、機嫌良くカミソリみたいに急ハンドルを切る私なのであった。
そしていよいよ、仮免許まで間がないある日曜日。
仮免に向けての対策講習みたいなコマで、私は脱輪するわ、S字コーナーを曲がりきれないわ、Z字コーナーで後退、前進を繰り返して進まないわ、坂道発進でずるずると後退するわ(AT車なのに)で、近年希にないボロボロ運転を繰り広げてしまったのだった。
言い訳にはならないが、このコマは土曜日の一発目の授業で、その前の週は土曜日に1コマ運転しただけで、ほぼ一週間ぶりの運転であった。
私のようなセンスなし、内心運転に興味ない人間には、1週間運転をあけると、先週まで言われていたことは全てオールクリアされるのだ。
特に最初の1コマの教習は、リハビリに時間がかかるのである。
アワアワなった私は、言い訳もできず、運転席で口をパクパクさせていた。こんなひどい失態は、教習所でも初めてのことであった。
そのときの教官は私よりも歳は若い教官で、ごく冷静な声色で、こう言った。
「あ、こういう運転では仮免受からないですね。本番では教わったことをもう一度思い出してしないと、落ちますね、このままじゃ。」
私は一言も言い返せなかった。若い教官の言うとおりだったからだ。
漫然と、毎週運転席に座っていただけの自分に気付き、今さらながら、大反省をしている私だった。
今さら・・・。そう、仮免は来週なのである。どうすんだ、俺!!!
(つづく)
そんな土日を忙しくこなし、運転することになれてくると、運転=緊張だったのだが、ハンドルを握る手も軽やかになってきた。
ここで、教習所内の実車訓練を紹介してみよう。
教習所内コースを、課題を与えられて走行するのだが、まずはひたすらカーブを曲がること、右折、左折の際にバックミラー、目視による確認とウインカーをだすこと、信号を守って停止することを繰り返す。
その後、坂道発進、S字コースZ字コースの運転、視界の悪い交差点での右左折を学んだあと、複数コースの道順で運転。
これらはすべて助手席に教官が乗り、その都度手直し、助言をしてくれる。
その後、無線教習という、教官を乗せない単独走行を何度か繰り返した後、『仮免許取得』という、教習の前半における山場へ向け、教官に指導を受けていくことになる。
私は、教習所に申し込みをする際、あらかじめすべて実車の予約を入れておくというコースにしたので、どれだけカミソリみたいに鋭利にカーブを曲がろうとも、しばらくコースで右側通行しようとも、教官は「・・・・」と、無言でハンコを押し、淡々と項目は進んでゆく。
しかし、どれだけ淡々と項目が進もうとも、仮免に受かる受からないはまた別問題である。
教官は、実車の都度、誰にあたるかわからないので、無茶な運転をしたとき、「・・・・次はちゃんと運転しいや」で終わる教官もいれば、熱心にどうすればよいのか教えてくれる人もいる。
その日は、熱心に教えてくれる教官だった。
「ナガオさん、原付の免許はもってはったの?」
「ええ、まあ。取得して以来、全く乗ったことないですが、なにか?」
「あ、そ。・・・自転車には乗ったことあります?」
「それはまあ。今日も教習所に自転車で来ましたし。」
「じゃあですね、ナガオさんはカーブを曲がるとき、どこをみてます?」
「どこって、・・・まあ、地面のセンターライン周辺ですかね。ちゃんと曲がれているかどうかみてますね」
「そうじゃないんですね。曲がるときはね、曲がる先の方向を見ながらハンドル操作して欲しいんです。ほら、自転車でもそうするでしょ?ね!!」
「そう・・・ですね。(そんなこと無いと思うが)」
「S字カーブもね、次のハンドル操作をイメージして、運転してください。自転車でも、自分がどう動くか、いちいちタイヤをみたりしないでしょ?自分がどう動いているか、道を見ずに全体の視覚から判断しているはずです。そんなところも、自転車と一緒じゃないですか?ね!!」
「そ、そうですか・・・ね。(自転車で例えるのは無理ねえか?)」
いまいち納得できないところも、論理に強引さもあるのだが、言っていることはわかるので、とりあえず頷いて、機嫌良くカミソリみたいに急ハンドルを切る私なのであった。
そしていよいよ、仮免許まで間がないある日曜日。
仮免に向けての対策講習みたいなコマで、私は脱輪するわ、S字コーナーを曲がりきれないわ、Z字コーナーで後退、前進を繰り返して進まないわ、坂道発進でずるずると後退するわ(AT車なのに)で、近年希にないボロボロ運転を繰り広げてしまったのだった。
言い訳にはならないが、このコマは土曜日の一発目の授業で、その前の週は土曜日に1コマ運転しただけで、ほぼ一週間ぶりの運転であった。
私のようなセンスなし、内心運転に興味ない人間には、1週間運転をあけると、先週まで言われていたことは全てオールクリアされるのだ。
特に最初の1コマの教習は、リハビリに時間がかかるのである。
アワアワなった私は、言い訳もできず、運転席で口をパクパクさせていた。こんなひどい失態は、教習所でも初めてのことであった。
そのときの教官は私よりも歳は若い教官で、ごく冷静な声色で、こう言った。
「あ、こういう運転では仮免受からないですね。本番では教わったことをもう一度思い出してしないと、落ちますね、このままじゃ。」
私は一言も言い返せなかった。若い教官の言うとおりだったからだ。
漫然と、毎週運転席に座っていただけの自分に気付き、今さらながら、大反省をしている私だった。
今さら・・・。そう、仮免は来週なのである。どうすんだ、俺!!!
(つづく)
ナガオタクの脱輪人生~激闘篇~その1 [日記]
長い長ーい助走をかけて、いよいよ教習生活本番である。
私の、土日の休みの時間全てを投入した、一大作戦が開始されたのだ。
まずは、座学。基本は、ぼけーっと座って聞いていたらいいのだが、うとうとすることは許されぬ。3度注意されたら、教室からスヌーピーみたいに放り出されることになっている。
しかし、私ははっきりいって、交通オンチである。交通オンチとは、たった今私が作った言葉で、道々の交通標識や道路のしきたり、専門用語、車種からオートバックスから交通関係に全く興味が無く、また無知な人間を指す。
そんな私が、一ヶ月後には一般道路をちょろちょろするという、おそるべき冒険をしなくてはならないのだ。
今から理論武装しておかなくてはならぬ、とばかり、私の座学に対する集中力は、ハンパなかった。
一週間後、いよいよ教習所内での実車運転である。
自慢じゃないが、生まれてこのかた、ハンドルなんて握ったことない。ハンドブレーキなんて存在すら知らなかった。アクセルとブレーキの位置関係は、たった今知りました。
「・・・というわけで、暴走する可能性が高いです、教官」
「・・・・・まあ、そんなときは、助手席にあるブレーキで停止させますから、とりあえず、発進させーや」
「わっかりました!発進!ドラグナー、いくぜ!」
「・・・・とりあえず、パーキングからドライブにレバーを移動させような。」
「お、そうそう、ドラグナーではなく、ドライブレバーでした。今度こそ、発進!」
「・・・ハンドブレーキも下げような。」
かくして、迷走教習車は、のろのろ発進するのだった。ハンコは無事もらえるのだろうか?
「・・・そこに止めて。はい、よーーくわかりました。左折の確認はせえへん、カーブで膨らみすぎて反対車線にはみだし、一時停止では一時も停止せず、右折時に堂々と左に寄って運転し・・・・きみ、人の言うこと、きいてへんやろ!」
「いやあ、緊張しちゃって・・・げへへ」
「・・・でも、フルオーダーやし、全部予約しとるからな・・・はい、次はちゃんと注意されたことは、忘れずするんやで。もう、過ちは繰り返さないのだぞ」
「うへえーっ」
私は,うやうやしく、教官からハンコを押してもらった原簿をおしいただいた。
「ありがとーございやしたっ!」
挨拶だけはいっちょまえに、私は教習車を飛び出したのだった。これでハンコもらえんのか・・・ふっふっふ、ちょろいもんだぜ。俺はもしかしたら、運転の天才なのかもしれん。
と、大いに勘違いした私は、意気揚々と教室に向かって歩いて行くのであった。
私の、土日の休みの時間全てを投入した、一大作戦が開始されたのだ。
まずは、座学。基本は、ぼけーっと座って聞いていたらいいのだが、うとうとすることは許されぬ。3度注意されたら、教室からスヌーピーみたいに放り出されることになっている。
しかし、私ははっきりいって、交通オンチである。交通オンチとは、たった今私が作った言葉で、道々の交通標識や道路のしきたり、専門用語、車種からオートバックスから交通関係に全く興味が無く、また無知な人間を指す。
そんな私が、一ヶ月後には一般道路をちょろちょろするという、おそるべき冒険をしなくてはならないのだ。
今から理論武装しておかなくてはならぬ、とばかり、私の座学に対する集中力は、ハンパなかった。
一週間後、いよいよ教習所内での実車運転である。
自慢じゃないが、生まれてこのかた、ハンドルなんて握ったことない。ハンドブレーキなんて存在すら知らなかった。アクセルとブレーキの位置関係は、たった今知りました。
「・・・というわけで、暴走する可能性が高いです、教官」
「・・・・・まあ、そんなときは、助手席にあるブレーキで停止させますから、とりあえず、発進させーや」
「わっかりました!発進!ドラグナー、いくぜ!」
「・・・・とりあえず、パーキングからドライブにレバーを移動させような。」
「お、そうそう、ドラグナーではなく、ドライブレバーでした。今度こそ、発進!」
「・・・ハンドブレーキも下げような。」
かくして、迷走教習車は、のろのろ発進するのだった。ハンコは無事もらえるのだろうか?
「・・・そこに止めて。はい、よーーくわかりました。左折の確認はせえへん、カーブで膨らみすぎて反対車線にはみだし、一時停止では一時も停止せず、右折時に堂々と左に寄って運転し・・・・きみ、人の言うこと、きいてへんやろ!」
「いやあ、緊張しちゃって・・・げへへ」
「・・・でも、フルオーダーやし、全部予約しとるからな・・・はい、次はちゃんと注意されたことは、忘れずするんやで。もう、過ちは繰り返さないのだぞ」
「うへえーっ」
私は,うやうやしく、教官からハンコを押してもらった原簿をおしいただいた。
「ありがとーございやしたっ!」
挨拶だけはいっちょまえに、私は教習車を飛び出したのだった。これでハンコもらえんのか・・・ふっふっふ、ちょろいもんだぜ。俺はもしかしたら、運転の天才なのかもしれん。
と、大いに勘違いした私は、意気揚々と教室に向かって歩いて行くのであった。
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